「青い鳥」


“クリスマスイブの夜のこと、チルチルとミチル兄妹の前にひとりの妖婆が突然現れ、青い鳥を探してきてくれと頼む。
妖婆がくれた帽子でなんでも見えるようになったふたりは、光、火、ミルク、パン、犬、猫の精などを連れて旅に出る。
「思い出の国」では死んだ祖父母や弟、妹たちと再会し、「夜の御殿」では世界の裏側の幽霊や病気の影を見る。
「森」では人間に対する木々や動物たちの怒りを聞き、「幸せの国」ではお金にはかえられない本当の幸せを知る。
いくつかの国を旅する途中で青い鳥の姿を目撃するが、結局捕まえることができずにふたりは森の家に帰宅する。
すると貧しく何もなかったはずの家がなぜか輝いて見える。いつの間にか飼っていた鳥が青くなっているのだった。
そして喜んだチルチルが手を伸ばすと、青い鳥は飛び去る。”

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